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洗濯屋ターくんの日々

コインランドリー店による「清潔な衣類で豊かな人生を」のご提案

小話「とある、コインランドリー物語 2016・秋」

いつもご利用いただき有難うございます。

佐世保のコインランドリー/ウォッシュベアー京町店の本岡です。

 

 

そういえば、

以前紹介しました、チラシ内に、

小話を記載しています。

 

小話「とある、コインランドリー物語 2016・秋」

 

sentakuya-takun.hatenablog.com

 

 

ですが、肝心の小話を読める形で、

載せていませんでしたので、

この場にて改めて紹介します。

 

作成者は、私、本岡です。

 

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―――――この物語は、フィクションである―――――


ここは、とあるコインランドリー。記者である私は、ちまたで繁盛しているコインランドリーがあるとの情報を聞きつけ、潜入取材に入った。でも、なぜ繁盛しているのか? 間もなく男女2人が入店。

 


女『わー、コインランドリーってこんななんだー』
男『ん? はじめてなの?』
女『だって、コインランドリーって、銭湯の近くにあって、薄暗くて、
  殺風景で学生さんとか男性の方がたまーに利用しているイメージ。
  そうそう、下着ドロボーとか居そう!』
男『いないよ(笑)、俺は盗まれた事ないもん』
女『あんたは、男だからよ!』
男『ふーん、そんなもんかなー』
女『そーよ。そいで牙をむいた野犬が数匹ウロウロしてて、
  こっち見てる、ほらこっち見てる!キャー!!ってイメージかしら』
男『ないない(笑)』
女『だから、あんたが男だからよ!』

 

男『・・・』

女『?』

 

男『・・・そういうトコ、好きなんだよなー』
女『???、野犬が好きなの?』

 

男『・・・俺の服も一緒に洗濯してくれないか。結婚しよう』
女『はい。あなた。』

 

 

二人は固く手を取り、コインランドリーを去っていった。
ふと店内を見回すと、ご利用者様ノートがあることに気づく。
手に取り捲ると、こう記されていた。

 

 「〇月△日 おかげさまで、結婚することとなりました。」
 「○月×日 無事、告白。ここはまぎれもなく聖地でした。」
 「〇月△日 婚姻届提出してきました。感謝感謝!」

 

当コインランドリーへの感謝の言葉がいくえにも綴られており、
そのすべてが微笑ましい内容であった事は言うまでもない。

 

そうだ、察しの通りだ。
ここは、コインランドリーであるけども、婚姻ランドリーでもあった。

 

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コインランドリー/ウォッシュベアー京町店
長崎県佐世保市下京町11-11

年中無休 6:00-23:00